ツイッター マスクCEO “停止アカウント 来週から大規模復活”

ソーシャルメディア大手、ツイッターのイーロン・マスクCEOは、これまで利用が停止されていたアカウントの大規模な復活を、来週から開始すると明らかにしました。

イーロン・マスクCEOは、利用が停止されていたアカウントを復活させるかどうか、ツイッター上で投票を行っていました。

「法律に違反したり、悪質なスパムに関与したりしていないかぎり、利用が停止されているアカウントに恩赦を与えるべきか」という問いに「はい」か「いいえ」で答えるものです。その結果、316万票余りの投票があり、賛成が72.4%、反対が27.6%で、賛成多数となりました。

これを受けて、マスク氏は24日、自身のツイッターで、利用が停止されているアカウントの大規模な復活を、来週から開始すると投稿しました。具体的にどのようなアカウントを復活させるのかは示していません。

マスク氏は買収直後、投稿内容の管理を行う評議会を設置し、この評議会ができるまで、アカウントの復活などの判断はしないとしていましたが、評議会設置の事実は、これまでのところ明らかになっていません。

「はい」と「いいえ」の投票だけでアカウントを復活させる方法は、専門家から十分な議論が行われていないなど懸念の声もあがっています。

今後、ひぼう中傷や差別的な投稿が増えないか、議論を呼びそうです。