レジ袋 受け取り辞退 約7割に 有料化開始以降 内閣府世論調査

プラスチックごみに関する内閣府の世論調査で、有料化が始まって以降、レジ袋の受け取りを辞退していると答えた人がおよそ7割に上りました。

プラスチックごみの問題に関する消費者の意識の変化を把握するため、内閣府は先月上旬までの1か月余り、全国の18歳以上の3000人を対象に郵送で調査を行い、60%にあたる1791人から回答を得ました。

おととし有料化が始まって以降のレジ袋の受け取りについて聞いたところ、
「有料化の後から辞退している」が最も多く44%でした。
「有料の場合は辞退し、無料の場合は受け取っている」が25%で、
合わせて69%が有料のレジ袋の受け取りを辞退していると答えました。

「有料化の前から辞退している」は16%、
「有料化後も購入している」は13%でした。

また、プラスチックを使った製品やサービスの中で、過剰だと思うものを複数回答で聞いたところ、「弁当用の小分けの容器や飾り」が50%と最も多く、「ペットボトルのラベル」が40%などとなりました。

環境省は「レジ袋の有料化や、プラスチックの資源循環に関する法律の施行で消費者の行動が変わっていると言えるのではないか。さらなる行動につながるよう周知や啓発に努めたい」としています。