具体的には
▽「食用油」が40.4%、
▽国産品の「チーズ」が35.2%、
▽「焼き魚」が25.9%、
▽外食の「ハンバーガー」が18.3%とそれぞれ上昇しました。
このほか、
▽「ガス代」が32.5%、
▽「電気代」が26%上がりました。
また、
▽「ソファー」は33%、
▽「携帯電話機」は20.1%の上昇となっています。
総務省は「今月は牛乳や乳製品の値上げがあったことから、食料品の物価をさらに押し上げた。引き続き、物価の動向を注視していきたい」としています。
東京23区の指数は、全国の指数に先立って公表されるため先行指標として注目されています。
今月の全国の指数は来月23日に発表されます。
東京の11月の消費者物価指数 3.6%上昇 40年7か月ぶりの高水準
東京23区の今月の消費者物価指数は天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月と比べて3.6%上昇しました。3.6%の上昇となるのは1982年4月以来、40年7か月ぶりの高い水準となります。
総務省によりますと東京23区の生鮮食品を除いた消費者物価指数は今月中旬時点の速報値で1年前の100から103.6に上昇しました。
相次ぐ食料品の値上げが物価上昇の主な要因で、「生鮮食品を除く食料」は去年の同じ月と比べ6.7%上回りました。
