成田空港 中間決算 3期連続赤字も赤字幅は縮小 水際対策緩和で

成田空港会社は、ことし9月までの中間決算を発表し、新型コロナウイルスの影響で中間決算としては3期連続の赤字となりましたが、水際対策の緩和で航空需要が回復したことなどから、赤字幅は縮小しました。

成田空港会社が24日に発表したことし9月までの半年間の決算によりますと、空港使用料などの売り上げから空港の運営費などを差し引いた額は185億円の赤字となりました。

新型コロナの影響で、中間決算としては民営化以降初めて赤字となった2年前から3期連続の赤字ですが、水際対策の緩和で航空需要が回復したことなどから、売り上げが昨年度の同じ時期に比べ131億円、率にしておよそ33%増え、赤字幅は去年の中間決算に比べ44億円縮小しました。

ただ、今年度1年間の業績予測では、中国の水際対策など新型コロナの影響が続くとして、330億円の最終赤字となる見通しを据え置きました。

田村明比古社長は「非常に残念で、早く改善しなければいけない。入国者数の上限が撤廃され個人の外国人旅行客の入国も解禁された先月11日以降の需要の伸びに期待したい」と述べました。