東京五輪・パラ テスト大会の受注調整疑い 都が調査へ

東京オリンピック・パラリンピックの各競技のテスト大会に関連する業務の入札をめぐり、複数の広告会社などが受注調整を行っていた疑いがあることを受けて、東京都は、大会の組織委員会に出向した都の職員に聞き取りを行うなどして、契約手続きに問題がなかったかどうか調査を行うことになりました。

東京オリンピック・パラリンピックで大会組織委員会が発注した各競技のテスト大会に関連する業務の入札をめぐっては、複数の広告会社などが受注調整を行っていた疑いがあることが、関係者への取材で分かっていて、東京地検特捜部が独占禁止法に違反する可能性があるとみて、詳しい経緯を調べているものとみられます。

こうしたことを受けて都は、契約手続きなどに問題がなかったかどうか調査を始めると公表しました。

具体的には、組織委員会に出向していた都の職員に聞き取りを行ったり、組織委員会の清算法人を通じて、契約手続きや業者選定の経緯などについて確認したりするということです。

都は来月末をめどに調査結果の中間まとめを公表することにしています。

一方、都は大会のスポンサー契約などをめぐる汚職事件について調査は行っていません。

これについて都の担当者は「スポンサーとの契約業務は民間業者が行っていたが、テスト大会の関連業務の入札は組織委員会が直接行っていたため、調査をすることにした」と説明しています。