大阪市松井市長 木原官房副長官と面会 万博の成功へ支援を要望

2025年の大阪・関西万博の成功に向けて、大阪市の松井市長が総理大臣官邸を訪れて木原官房副長官と面会し、会場周辺の交通網などの整備で政府の一層の支援を要望しました。

大阪市の松井市長と木原官房副長官の会談は、日本維新の会の遠藤国会対策委員長も同席しておよそ10分間行われました。

この中で松井市長は、万博の成功には会場周辺の交通網などインフラを充実させる必要があるとして、政府の一層の支援を要望したのに対し、木原副長官は、万博は国家プロジェクトであり、協力して取り組む必要があるという認識を伝えました。

松井市長はことし8月まで日本維新の会の代表を務め、安倍政権や菅政権の時には定期的に安倍氏や菅氏と面会していましたが、去年10月の岸田政権発足以降、総理大臣官邸を訪れたのは初めてです。

松井市長は、記者団に対し「地方行政のトップが中央政府といろいろな話し合いをするのは当然で、岸田政権を避けてるわけでも何でもない。万博成功に向けて、国とタッグを組むのも当然のことだ」と述べました。