ワールドカップ 日本代表 今夜 初戦のドイツ戦

サッカーのワールドカップ、カタール大会に臨む日本代表は1次リーグの初戦として現地時間の23日午後4時、日本時間の23日午後10時からドイツと対戦します。日本はこれまで初戦で勝ち点を獲得した3つの大会はいずれも決勝トーナメントに進出しましたが、初戦で敗れた大会は1次リーグで敗退しているだけに世界屈指の強豪を相手に勝ち点をあげられるかが注目されます。

今月20日に開幕したワールドカップカタール大会の1次リーグでグループEに入っている日本は23日、初戦でドイツと対戦します。

ドイツは西ドイツ時代を含めてワールドカップで4回の優勝を誇る強豪で、世界ランキングは日本の24位に対して11位と格上の相手です。

ゴールキーパーのノイアー選手や中盤のキミッヒ選手などドイツ1部の強豪、バイエルンミュンヘンの選手がチームの中心を担うなど、26人のメンバーのうち、20人がドイツ1部リーグでプレ-しています。

一方の日本もキャプテンの吉田麻也選手やボランチの遠藤航選手、そして攻撃の司令塔を務める鎌田大地選手など、ドイツ1部リーグでプレーする選手がチームの軸となっていて、これらの選手がドイツを相手に力を発揮できるかが勝敗の鍵を握ります。

日本はこれまでの6大会のうち、初戦で勝ち点を獲得した3つの大会はいずれも決勝トーナメントに進出しましたが、初戦で敗れ勝ち点を得られなかった大会は1次リーグで敗退しています。

日本は27日には世界31位のコスタリカ、12月1日には世界7位のスペインとの対戦も控えていて、強豪がそろうグループを勝ち抜くうえで初戦で勝ち点をあげたいところです。

吉田選手は「ワールドカップで優勝したことのあるドイツに対してどこまでやれるのか、興奮と不安とが混じってすごくいい状態にある。世界に大きなサプライズを起こしたい」と話していました。