トレーラー活用したホテル開業 工場建設で宿泊施設が不足 岩手

岩手県北上市では大手メーカーによる工場の建設で宿泊施設が不足していて22日、東京の会社がトレーラーを活用したホテルをオープンさせました。会社では工事での需要が終わった後も災害の仮設住宅などとして活用してほしいとしています。

「トレーラーホテル」がオープンしたのは、北上市の工業団地の近くで、22日は関係者が開業を祝う式典を開きました。

この工業団地では、半導体大手のキオクシアが2棟目となる工場を建設していて工事関係者が数多く入っていることから、北上市内では宿泊施設が不足しています。

「トレーラーホテル」は、こうした需要を見込んで東京のホテル運営会社がオープンさせました。

コンテナを乗せ、車輪がついたままのトレーラーが客室になっていて、全部で29部屋あり、冷蔵庫や風呂のほか洗濯機も備えられています。

最も広い部屋でおよそ16平方メートルあり、料金はシングルで1泊6000円からだということです。

宿泊は22日から予約を受け付け、来月1日から客を受け入れるということです。

会社では、建設工事での需要が終わったあとも災害の仮設住宅などとして活用できるよう、市との連携も検討したいとしています。

日崎哲仁社長は「北上はハイテク産業が盛んで、これからさらに活気が出てくると考えています。安価で快適な空間を提供し、ビジネスの需要に応えていきたい」と話していました。