ウクライナ越冬支援 発電機や太陽光充電の照明器具を供与 政府

政府はウクライナの人たちが冬を越すための支援として、およそ257万ドルの緊急無償資金協力を行うことを決め、国際機関を通じてウクライナに対し発電機と、太陽光で充電できる照明器具を供与するとしています。

ウクライナではロシアによる大規模なミサイル攻撃によって、多くの発電所などが破壊され、各地で大規模な停電が発生しています。

こうした状況を踏まえ、政府は、ウクライナの人たちが冬を越すための支援として、およそ257万ドルの緊急無償資金協力を行うことを決めました。

具体的には、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所を通じて、ウクライナに対し発電機と太陽光で充電できる「ソーラーランタン」を供与するとしています。

林外務大臣は記者会見で「冬の寒さが厳しくなり日が短くなる中で、停電によって暖房設備や照明器具を使用できない人々に対する越冬支援として重要な意義がある。引き続きG7=主要7か国をはじめとする国際社会と連携しながら、国難に直面するウクライナの人々に寄り添った支援をしていく」と述べました。