ワールドカップ 日本の初戦の相手ドイツ前日練習 MFサネ欠場へ

サッカーワールドカップカタール大会の1次リーグ初戦で23日、日本代表と対戦するドイツ代表が前日練習を行いました。

一方、主力選手の1人でヨーロッパ予選で4得点を挙げたミッドフィルダーのリロイ・サネ選手は練習に姿を見せず、ドイツサッカー連盟は右ひざのけがの影響で日本戦を欠場すると発表しました。

西ドイツ時代を含めて4回の優勝経験がある世界ランキング11位のドイツは、19日からカタール北部にあるトレーニング施設で練習しています。

日本との試合を翌日に控えた22日、練習の冒頭10分ほどが公開され、ゴールキーパーでキャプテンのマヌエル・ノイアー選手はシュートを防ぐ練習を繰り返していました。

ベテランのミッドフィルダー、トーマス・ミュラー選手はカタールに入る直前までコンディション不良で別メニューでの調整を行っていましたが、この日は順調に練習をこなしていました。

また、攻撃の起点となるヨシュア・キミッヒ選手や、今シーズンのドイツ1部リーグで9得点を挙げて好調のジャマル・ムシアラ選手はウオーミングアップのあとパス回しの練習を行っていました。

ドイツ 主力の1人 MFサネが欠場へ

一方、ヨーロッパ予選で4得点を挙げている主力の1人でミッドフィルダーのリロイ・サネ選手は、練習に姿を見せず、ドイツサッカー連盟は、右ひざのけがの影響で日本戦を欠場すると発表しました。

FIFAによりますと、サネ選手はこれまでにドイツ代表として出場した48試合で11ゴールをあげていますが、ワールドカップ中に復帰できるかは現時点では未定としています。

ドイツの専門誌 ブンデスリーガでプレーの日本選手に注目

日本と対戦するドイツのメディアは、ドイツの1部リーグ、ブンデスリーガでプレーする日本選手が多いことに注目しています。

スポーツ専門誌の「スポーツビルト」は、ワールドカップの特別号で「ブンデスリーガパワーでベスト8を目指す」という見出しとともに、日本がドイツでプレーする選手を軸に大会での成功を目指していると伝えています。

中でも、鎌田選手の大きな写真を掲載し、同じくドイツでプレーする堂安選手とともに「調子はトップの状態だ」として活躍するという見方を示しています。

そのうえで、日本代表を「若い選手とベテランが混ざり合ったチームだ」と評価しています。

またサッカー専門誌「キッカー」は、今月上旬に発売した特別号で日本代表について「本当のスター選手は見つからないが、数人の飛び抜けた選手がいる」と指摘し、有力選手として板倉選手や遠藤選手などドイツでプレーする選手、それにイングランドプレミアリーグでプレーする冨安選手の名前を挙げています。

そして、強みについて「サムライブルーが集団として動くと、そのディフェンスを崩すのは難しい」と評価しています。

一方の弱点については「決定力が欠けている。チームは多くのチャンスを生み出すが、結果が伴わない。本当のストライカーがいない」と分析しています。

ドイツ首都ベルリンの人たち 日本戦をどうみる

ドイツの首都ベルリンで街の人に話を聞くと、10代の男性は「3対1でドイツが勝つだろう。ドイツチームはすべてのポジションで日本を上回っている。一部リーグのフランクフルトに所属する鎌田選手はいい選手で、ドイツをよく知るだけに、活躍するかもしれないと思っているが、ドイツが負けることはありえない」と話していました。

ドイツ代表のファンだという10代の男性は「一部リーグのシャルケで以前プレーしていたディフェンダーの板倉選手をよく知っている。しかし、板倉選手がうまく守ったとしても、ドイツ代表はなんとかするだろう。5対0でドイツの勝ちだろう」と話していました。

このほかにも「ドイツ代表は前回大会、優勝した前々回大会よりは弱いかもしれないが、守備は強固だ。2対1で日本に勝つと信じている」と話していました。