衆議院小選挙区「10増10減」来月28日から適用へ

いわゆる1票の格差を是正するため、衆議院の小選挙区の数を「10増10減」する改正法が、来月28日に施行される見通しとなりました。これ以降に公示される衆議院選挙から新たな区割りが適用されることになります。

改正公職選挙法は、衆議院の小選挙区の数を「10増10減」するなど、過去最多となる140選挙区の区割りを変更するもので、先週、国会で成立しました。

改正法について、政府は、来週28日に公布する予定で、法律の規定により、1か月後の来月28日に施行される見通しとなりました。

これ以降に公示される衆議院選挙から新しい区割りが適用されることになります。

松本総務大臣は記者会見で「法律の公布や施行にあわせ、制度改正を周知するチラシや区割り改定の地図を作成して、総務省のホームページやSNSなどによる広報を行い、有権者の混乱がないようにしっかりと対応を図っていく」と述べ、周知を徹底する考えを示しました。