COP27 途上国対象に新基金創設「重要な合意歓迎したい」環境相

今月20日に閉幕した気候変動対策の国連の会議「COP27」では、気候変動による被害を支援するため、途上国を対象に新たな基金を創設することなどが決まりました。
これについて西村環境大臣は、22日の閣議後の会見で「最終的に重要な合意がなされたことを歓迎したい」と述べました。

エジプトで開かれていた気候変動対策の国連の会議「COP27」では、2週間にわたる交渉を経て今月20日に閉幕し、最大の焦点となっていた気候変動による被害「損失と損害」に特化した資金支援について、特にぜい弱な途上国などを対象に新たな基金を創設することを決まりました。

会期が延長されたことにより終結を見ずに帰国した西村環境大臣は、22日の閣議後会見で「最終的に重要な合意がなされたことを歓迎したい。今回の大変意義深い成果を踏まえて、今後もすべての国と一致団結して気候変動対策をしっかりと進めていきたい」と述べました。

また、西村大臣は日本が今回表明した気候変動による被害を受けた途上国への資金や技術による支援策について「資金とともに早期警戒システムといった事前防災などの技術による包括的支援が大きく評価されたと思う」と述べました。

そして、会議全体を振り返り、「気候変動対策にはまさに一人一人の行動というものが不可欠で、若者を含む多くの人が危機感や意識を持って活動していることを心強く感じた。国際情勢や途上国の意見を踏まえながらもすべての締約国が揺るぎない形で前を向いて進んでいこうとなっていたと思う」と評価しました。