米国防長官 カンボジアで中国国防相と会談へ調整 米国防総省

アメリカ国防総省は、オースティン国防長官が訪問先のカンボジアで中国の魏鳳和国防相との会談に向けて調整していることを明らかにしました。アメリカとしては、両国の間で意図しない衝突を避けるため、対話を重ねたい考えです。

アメリカのオースティン国防長官は23日、カンボジアで行われるASEAN=東南アジア諸国連合との拡大国防相会議に出席する予定です。

会合には、中国の魏鳳和国防相も出席する予定で、アメリカ国防総省のライダー報道官は21日声明で「オースティン長官は、米中両国が意思疎通を維持する重要性を表明しており、中国側と会う機会を歓迎する」として魏国防相との会談に前向きな姿勢を示しました。

そして「中国国防省と連絡をとり、協議している」として、会談に向けて調整していることを明らかにしました。

また、中国国防省の報道官も会談について「中国側はアメリカ側と積極的かつ開放的な態度で交流している。双方の関連部門は意思疎通と調整を行っている」としています。

米中の間では、今月14日にバイデン大統領と習近平国家主席の初めての対面での首脳会談が行われ、バイデン大統領は会談後、関係悪化によって滞っていた政府間の対話を継続することで一致したと明らかにしました。

両国の国防相による対面での会談は、実現すれば、ことし6月以来で、アメリカとしては、両国の間で意図しない衝突を避けるため、対話を重ねたい考えです。