アメリカ中間選挙 過去最多12人の女性が州知事に当選確実

アメリカでは、11月行われた中間選挙で、これまでで最も多い12人の女性が州知事への当選を確実にしました。過去には、州知事の経験者が大統領になったケースも多く、アメリカ初の女性大統領の誕生につながる可能性のある動きとして注目されています。

11月8日に行われたアメリカの中間選挙では、36の州で知事選挙が行われ、このうち当選を確実にした女性候補は民主党8人、共和党4人の合わせて12人に上り、過去最多だった18年前、2004年の9人を上回って最も多くなりました。

このうち、中西部ミシガン州や東部ニューヨーク州など8つの州では、現職の女性知事がすべて当選を確実にしました。

また、南部アーカンソー州では、初の女性知事が誕生することになったほか、東部マサチューセッツ州の民主党・ヒーリー氏と西部オレゴン州の民主党・コテク氏は、全米で初めて、同性愛者であることを公言している女性知事となります。

非改選だった州に女性知事はいないことから、新しい任期が始まる来年1月からは、全米50州のおよそ4分の1を女性の知事が占めます。

これについて、ラトガース大学「アメリカ女性と政治センター」のデビー・ウォルシュ所長は「実質的にも、象徴的にも、意義は大きい」と評価しました。

そのうえで、アメリカでは過去に州知事の経験者が大統領になったケースも多いことから「女性知事の増加というだけでなく、今後、有力な女性の大統領候補が現れる可能性にも影響する」と指摘しています。