東南アジア主要国 GDP伸び率プラスに 金融引き締め影響に懸念

東南アジアの主要国の、ことし7月から9月までのGDP=国内総生産の伸び率は、入国制限の緩和に伴う外国人旅行者の増加などによって、いずれもプラスになりました。ただ、各国とも通貨安が進む中、金融引き締めを行っていて、今後の景気への影響が懸念されています。

東南アジアの主要国では、21日までに、ことし7月から9月までのGDPの伸び率が発表され、このうちタイは、去年の同じ時期と比べてプラス4.5%となりました。

新型コロナウイルスに関する入国制限の緩和が進んだことに伴って、外国人旅行者が増え、ホテルの利用や飲食店での消費が拡大したことが主な要因です。

また、
▼マレーシアはプラス14.2%、
▼ベトナムはプラス13.6%、
▼地域最大の経済規模を持つインドネシアもプラス5.7%と、
いずれも去年の同じ時期と比べてプラスとなり、経済活動の制限の緩和で、各国とも景気の回復が続いています。

ただ、アメリカの大幅な利上げに伴う通貨安で、インフレ率が高止まりしていることから、各国の中央銀行は、金融引き締めを行っていて、今後の景気への影響が懸念されています。