江崎グリコ ポッキーなど338品目を3%から16%値上げへ

大阪に本社がある「江崎グリコ」は、スナック菓子の「ポッキー」など338品目について、来年2月の出荷分から順次、値上げすることを明らかにしました。

発表によりますと、江崎グリコはスナック菓子やヨーグルトなどあわせて338品目について、来年2月1日の出荷分から順次、値上げします。

値上げ幅は3%から16%となっています。

このうち、主力商品の「ポッキーチョコレート」については、店頭での参考価格を税込みで現在の171円からおよそ10円値上げします。

また、飲料の「カフェオーレ」は税込みで125円から130円に、アイスの「パピコチョココーヒー」は税込みで162円から173円にそれぞれ値上げします。

値上げについて、会社では小麦粉などの原料価格の上昇や光熱費の増加が主な要因だとしています。

また、スナック菓子の「ビスコ」の一部商品など7品目については、来年2月7日の出荷分から容量を10%から14%減らす「実質値上げ」を行います。

江崎グリコは、ことし8月から先月にかけて157品目を値上げしていて、前回から半年程度で再び値上げに踏み切ることになり、菓子メーカーの間でも値上げの動きが加速しています。