函館 竹のブラシで除雪「ササラ電車」試運転 本格的な冬を前に

本格的な冬を前に、北海道の函館市では路面電車の線路を竹のブラシで除雪する「ササラ電車」の試運転が行われました。

「ササラ電車」は、細かく割いた竹を束ねた「ササラ」と呼ばれるブラシを車両の前後に取り付け、回転させながら線路に積もった雪を掃き飛ばす除雪車両です。

函館市内で路面電車を運行している函館市電では、明治時代に客車として造られた車両を改造して使っています。

21日は試運転が行われ、整備担当者は車両の前後に「ササラ」がしっかりと取り付けられているかや、正常に回転するかなどを点検しました。

このあと車両は車庫を出て、往復およそ5キロの区間を走り車両や「ササラ」に不具合がないか確認しました。

函館市電の「ササラ電車」は、例年12月から3月にかけて出動し昨年度は15回の出動があったということです。

函館市交通部施設課の吉田清彦主任は「ササラ電車は古い車両なのでなるべく負担がかからないように注意しつつ、冬の運行を止めないための出動に備えて整備しました」と話していました。