
青森 横浜町の養鶏場で鳥インフルウイルス検出 約13万羽処分
青森県横浜町の養鶏場で、死んだニワトリから高病原性とみられる鳥インフルエンザウイルスが検出され、県はこの養鶏場で飼育されているおよそ13万羽の処分を進めています。
青森県によりますと、19日、横浜町の養鶏場から飼育されていたニワトリが相次いで死んでいるのが見つかったと連絡があり、県が遺伝子検査を行った結果、高病原性とみられる鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
これを受けて県は、この養鶏場で飼育されているおよそ13万羽すべての処分を始めるとともに、緊急の対策会議を開きました。
この中では、この養鶏場から半径3キロ以内の5つの農場で飼育されている合わせておよそ70万羽や飼料などについて、農場からの移動を禁止することなどを確認しました。
また、三村知事は農林水産大臣政務官とオンラインで会談し、防疫措置を徹底するよう指示したことなどを報告したうえで、感染拡大の防止などに向けて支援を要請しました。
この養鶏場では、ことし4月にも鳥インフルエンザが発生していて、今シーズン、青森県内で発生が確認されたのはこれが初めてです。