ツイッター マスク氏 差別的な投稿などで停止のアカウント復活

ツイッターのイーロン・マスクCEOは18日、差別的な投稿を行ったなどとして停止されていた複数のツイッターのアカウントを復活させたと明らかにしました。

これは、ツイッターを買収したイーロン・マスクCEOが18日、自身のツイッターで明らかにしました。

停止されていたものの復活したのは、「バビロン・ビー」という保守系ネットメディアと、カナダ人の作家でトロント大学のジョーダン・ピーターソン教授、それに、アメリカの有名コメディアンの3つのアカウントです。
コメディアンはマスク氏に成り済ましたことを理由に、ほかの2つは心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人たちへの差別的な投稿を行ったとして停止されていたアカウントで、このうちピーターソン教授は「私は戻ってきた。イーロン・マスクありがとう」などと、早速ツイートしています。

マスクCEOは買収後、不適切な投稿内容の監視などを行う評議会を設置すると表明し、この評議会が招集されるまでは停止されたアカウントの復活は行わない考えを示していました。

しかし、これまでのところ評議会を設置したかどうかは明らかになっておらず、投稿内容の管理の在り方に波紋が広がっています。