インフル コロナ前同時期に比べ低水準も増加傾向 学級閉鎖も

新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されているインフルエンザについて、今月13日までの1週間に報告された患者の数は全国で407人でした。コロナ前の同じ時期と比べると低い水準が続いていますが、大阪府や京都府などでは増えてきていて、専門家は注意を呼びかけています。

厚生労働省によりますと今月13日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は前の週から137人増えて407人でした。

インフルエンザは、1医療機関あたりの1週間の患者数が全国で1人を超えると「全国的な流行期」入りとされていますが、今の時点では0.08人と大きく下回っています。

新型コロナウイルスの感染拡大して以降、おととし(2020)と去年(2021)はインフルエンザの感染が広がりませんでしたが、今月13日までの1週間では31の都道府県で患者が報告されていて、1医療機関あたりの患者数は▽大阪府が0.48人、▽京都府が0.34人、▽東京都が0.21人と徐々に増えてきています。

感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は「少しずつだが感染者が増え、学級閉鎖を余儀なくされている地域もある。マスクの着用などコロナでの感染対策が、インフルエンザにも有効なので、同時流行を避けられるよう注意して欲しい」と話しています。