”紅葉の雲海” 2000本のカエデ 境内の渓谷染める 京都 東福寺

京都市の東福寺では「紅葉の雲海」とも言われる景観が訪れた人たちを楽しませています。

京都市東山区の東福寺の境内には渓谷があり、およそ2000本のカエデが植えられています。

境内に架かる通天橋からは赤やだいだい、黄色に染まった渓谷を見渡すことができ、その景観は「紅葉の雲海」とも言われています。
ことしは例年より1週間ほど早く、11月上旬から色づき始め、ちょうど見頃をむかえています。
寺によりますと、ことしは雨が適度に降ったことで、葉が枯れること無く例年よりきれいに色づいているということです。
渓谷には遊歩道が整備されていて、訪れた人たちは色鮮やかな紅葉を眺めたり、写真を撮ったりして楽しんでいました。

横浜市から訪れた親子は「上から見下ろして、赤のグラデーションの色がすごくきれいで、自分が紅葉の海の中にいるような感覚ですごく感動しました」と話していました。
東福寺の紅葉は12月上旬まで楽しめるということです。