松野官房長官 新型コロナの新たな対応方針 あすにも決定

新型コロナ対策で、政府の分科会が了承した医療のひっ迫を避けるための新たな対応方針について、松野官房長官は、18日にも政府の対策本部で決定する方針を明らかにしました。

政府の分科会は今月11日、医療のひっ迫を避けるため、外来診療に患者が殺到し、重症化リスクの高い人がすぐに受診できない場合には、都道府県が「対策強化宣言」を出して、症状がある人に外出の自粛など慎重な行動を要請できるようにするなどとした、新たな対応方針を了承しました。

これについて、松野官房長官は、午後の記者会見で「全国的に感染が拡大している中で、一部の地域では過去最多の水準を超えて感染者数が増加し、保健医療の負荷も高まってきている。迅速かつ適切に対応し、必要に応じて都道府県が動けるようにするため、あすにも対策本部を開催して政府としての対応を決定する」と述べました。