レスリング世界選手権 来年の開催地 ロシアからセルビアに変更

世界レスリング連合は来年、ロシアで開催される予定だった世界選手権についてウクライナへの軍事侵攻を受けてセルビアに変更すると発表しました。

来年のレスリング世界選手権は当初、ロシアで開催される予定でしたが、ウクライナへの軍事侵攻を受けて、IOC=国際オリンピック委員会はロシアとベラルーシで予定されているスポーツの大会は中止か、代替地での開催とするよう求める声明を発表していました。

こうしたことを受けて、世界レスリング連合は14日、世界選手権をことしと同じセルビアのベオグラードで開催すると発表しました。

大会の時期については、新型コロナウイルスの影響で、中国・杭州でのアジア大会が来年9月に延期になったことを踏まえ、重複しないよう調整しているということです。

世界選手権では男女各階級で5位以内に入ると再来年のパリオリンピックの出場枠が与えられ、日本レスリング協会はメダルを獲得した選手はパリオリンピックの代表に内定するとしています。