
ワクチン接種後に女性が死亡 検証の審議状況を17日報告へ 愛知
愛知県愛西市の集団接種会場で、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた女性が、接種直後に容体が急変し死亡した問題で、愛知県医師会は15日、専門の委員会を開いて、当時の対応に問題がなかったか検証を行いました。医師会では、17日記者会見を開き審議の状況を報告するとしています。
11月5日、愛知県愛西市の集団接種会場で、新型コロナワクチンの4回目の接種を受けた飯岡綾乃さん(42)が、接種から5分後に息苦しさを訴えたあと容体が急変して救急搬送され、およそ1時間半後に死亡しました。
これについて愛知県医師会は、重大な事案だとして、医療事故の検証を行う医療安全対策委員会を、15日午後緊急に開催しました。
委員会は非公開で行われ、女性の体調が急変した経緯やその後の処置などについて確認したうえで、女性がアナフィラキシーショックを起こしていたかどうかや、現場での対応に問題がなかったか詳細に検証を行ったものとみられます。
愛知県医師会では、17日の夕方に記者会見を開いて審議の状況について報告するとしています。