横浜市 姉妹都市ウクライナのオデーサに防寒着など物資支援へ

ロシアによる軍事侵攻で厳しい生活を強いられているウクライナのオデーサ市の人たちを支援しようと、姉妹都市の横浜市は冬を前に防寒着やカイロなどの物資の支援を決めました。

横浜市によりますと、50年以上前から姉妹都市として交流しているオデーサ市から、今月上旬、復旧作業に携わる人や避難している人のために、防寒具の支援要請があったということです。

要請を受けて、横浜市は新たに購入した防寒着と消防が備蓄している防寒着、合わせておよそ2000セットと、靴用のカイロ1万足分を送ることを決めました。

購入した防寒着の左胸の部分には英語で「横浜はオデーサと共に」というメッセージが刺しゅうで入れられていて、これらの物資は来月中旬にオデーサ市に届けられる予定だということです。
横浜市の山中竹春市長は「オデーサ市では防寒対策が切実な課題だと聞いているので、1日でも早く届けられるよう取り組みたい。必要な支援を必要な時期に速やかに行っていきたい」と話していました。