ロシア ラブロフ外相 “病院搬送” G20バリ島で 本人は否定

G20=主要20か国の首脳会議に出席するためインドネシアを訪問しているロシアのラブロフ外相について一部のメディアは、健康上の問題で現地の病院に搬送されたなどと伝えました。
これに対し、ラブロフ外相は「真実を伝えるべきだ」などと否定しています。

G20の首脳会議に出席するためインドネシアのバリ島を訪問しているロシアのラブロフ外相についてAP通信は、インドネシア政府や医療当局者の話としてラブロフ外相が健康上の問題で現地の病院に搬送され、治療を受けたと伝えました。

これについて地元の州知事はNHKの取材に対し、ラブロフ外相は、検査のため病院を訪れたものの、状態はよく、すでに病院を離れたとしています。

一方、ラブロフ外相に同行しているロシア外務省のザハロワ報道官は、SNSで「この報道はフェイクだ」と否定したうえで、ラブロフ外相が、Tシャツ姿のリラックスした姿で書類を広げている様子を撮影した映像を投稿しました。

撮影時間などは明らかにしていませんが、映像の中でラブロフ外相は、病院に搬送されたとする報道について「われわれの大統領も以前から病気だなどと伝えられている。欧米のジャーナリストはもっと真実を伝えるべきだ」と否定しています。

ラブロフ外相は、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアの立場に理解を求めるなどの目的のため、プーチン大統領に代わって15日から始まるG20の首脳会議に出席することになっています。