東京23区と武蔵野市、三鷹市では、14日から初乗りの運賃の上限が、420円から80円引き上げられて500円になります。
これを受け、杉並区のタクシー会社では、朝から従業員が、料金メーターの設定を変えたり、「初乗500円」と書かれたステッカーを窓に貼ったりして対応していたほか、点呼の際にも、新しい運賃となることが改めて周知されていました。
東京23区などのタクシー運賃 値上げ 初乗り500円に 対応進む
東京23区などのタクシー運賃が、14日から15年ぶりに値上げされ、杉並区のタクシー会社では、朝から従業員が料金メーターの設定を変えるなど対応を進めています。


会社によりますと、毎年、人件費は上がる一方で運賃は上がらず、最近では、配車アプリやキャッシュレス決済に対応する機器などの設備費も増加し、厳しい経営状況が続いてきたということです。
「葵交通」の田中秀和社長は「値上げに対し、利用客からどういう反応を示されるかを考えると、不安と期待で複雑な状況です。より一層サービスを向上させ、乗ってよかったと満足していただけるように努めていきたい」と話していました。
「葵交通」の田中秀和社長は「値上げに対し、利用客からどういう反応を示されるかを考えると、不安と期待で複雑な状況です。より一層サービスを向上させ、乗ってよかったと満足していただけるように努めていきたい」と話していました。
値上げに街の人は…
東京23区などのタクシー運賃が14日から値上げされ、上野駅の周辺では「燃料費の高騰もあるのでしかたがない」といった声が多く聞かれる一方、「利用回数を減らす」という人も見られました。
20代の男性は、「値上げは知りませんでした。使う頻度は多くはなく、終電を逃したときに利用することがありますが、家計には痛手です。これからは近い距離であれば歩くことにします」と話していました。
別の20代の男性は、「利用者としては値上げは困りますが、燃料費も上がっているのでしかたがないと思います」と話していました。
埼玉県に住み、都内で仕事をしているという50代の女性は、「埼玉県の一部地区では、これまでも初乗り運賃は500円だったので、今回の値上げで高くなったとは感じません。短距離で利用することが多いので長距離の場合は値上がりを感じるかもしれません」と話していました。
一方、視覚に障害がある80代の男性は、歩いて移動するのが危険だと思うときにはタクシーを利用するといいます。
「値上げはしかたがないと思いますが、利用回数は減らすことになると思います」と話していました。
20代の男性は、「値上げは知りませんでした。使う頻度は多くはなく、終電を逃したときに利用することがありますが、家計には痛手です。これからは近い距離であれば歩くことにします」と話していました。
別の20代の男性は、「利用者としては値上げは困りますが、燃料費も上がっているのでしかたがないと思います」と話していました。
埼玉県に住み、都内で仕事をしているという50代の女性は、「埼玉県の一部地区では、これまでも初乗り運賃は500円だったので、今回の値上げで高くなったとは感じません。短距離で利用することが多いので長距離の場合は値上がりを感じるかもしれません」と話していました。
一方、視覚に障害がある80代の男性は、歩いて移動するのが危険だと思うときにはタクシーを利用するといいます。
「値上げはしかたがないと思いますが、利用回数は減らすことになると思います」と話していました。