イスラエル ネタニヤフ元首相組閣 パレスチナに最も強硬政権か

中東のイスラエルでは今月1日に行われた総選挙を受けて、ネタニヤフ元首相が組閣を進めることになりました。
ネタニヤフ氏は極右政党などと連立して、イスラエル史上、パレスチナに対して最も強硬な政権を発足させる見通しです。

イスラエルでは右派とそれ以外の政治勢力がきっ抗し、3年半で5回の総選挙が行われてきましたが、今月1日に行われた総選挙の結果、ネタニヤフ元首相が率いる右派政党リクードと極右政党や宗教政党が議会の過半数の議席を獲得しました。

これを受けてイスラエルのヘルツォグ大統領は13日、ネタニヤフ氏に組閣を進めるよう指示しました。

ネタニヤフ氏はすでに極右政党や宗教政党との連立交渉を始めていて、議会の半数以上の支持を取りつけていることから、近くおよそ1年半ぶりに首相に返り咲く見通しです。

記者会見でネタニヤフ氏は「私に投票した人と、していない人、すべての人のための首相になる」と述べ、首相復帰に強い意欲を示しました。

ネタニヤフ氏が首相に就任するのは1996年と2009年に続き3回目ですが、今回はパレスチナ人の追放などを訴える極右政党とも連立して、イスラエル史上最も強硬な政権を発足させる見通しで、今後の中東情勢にどのような影響を与えるのかが焦点となっています。