中国“気候変動問題 協議再開はアメリカの対応しだい“COP27で

国連の気候変動対策の会議、COP27で、中国の交渉責任者が記者会見し、米中の気候変動問題に関する協議が停止しているのはアメリカ側の責任だと非難したうえで、協議を再開するかどうかはアメリカの対応しだいだと強調しました。

アメリカと中国は、去年のCOP26で気候変動対策を強化する共同宣言を出しましたが、中国政府はことし8月、アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問したことに反発して、米中の協議を一時的に停止すると発表しました。

中国政府で気候変動問題の責任者を務める解振華氏は9日、エジプトで開かれているCOP27の会場で記者会見を開き、「すべて順調に進んでいたが、ペロシ下院議長の台湾訪問は中国の主権を侵害し、中国人の感情を傷つけた」と述べ、協議が停止している責任はアメリカ側にあると非難しました。

一方で、アメリカで気候変動問題を担当するケリー特使とは、非公式に意見交換を続けていることを明らかにしました。

そのうえで、「ドアを閉じているのはアメリカで、中国はドアを開けている」と述べ、協議を再開するかどうかはアメリカの対応しだいだと強調しました。

COP27では、アメリカのバイデン大統領が11日に現地で演説する予定で、米中の協力について、何らかの言及があるか注目されます。