トヨタ タイでEV販売へ 現地生産も検討

トヨタ自動車は、東南アジアの主要市場であるタイで、国の補助金を受ける形でEV=電気自動車を販売すると発表しました。今後、タイでEVの現地生産を行う検討も進めていて、この分野で先行する中国メーカーとの競争が激しくなりそうです。

トヨタ自動車は、9日、タイのバンコクでイベントを開き、このなかでSUV=多目的スポーツタイプのEVをタイ国内で販売すると発表しました。

タイ政府によるEV普及のための振興策の補助金を受ける形での初めての輸入・販売となります。

価格は、補助金を適用したうえで日本円で700万円余りになるとしています。

発表会では、EVを急加速させたほか、深さ30センチほどの水路を走らせ、大雨で道路が冠水することが多いタイでも走行に問題がないことをアピールしました。

タイの自動車市場のうちトヨタのシェアは3割を占め、主要市場となっていて、トヨタは今後、EVの現地生産を行う検討も進めています。

EVを巡っては中国のEV大手「BYD」がタイでの新工場建設をすでに発表するなど中国メーカーが先行していて、今後この分野での競争が激しくなりそうです。