サクマ式ドロップス 販売の会社廃業へ 映画「火垂るの墓」にも

赤い缶のパッケージで知られる「サクマ式ドロップス」を販売する佐久間製菓が、来年1月に廃業することを決めました。
新型コロナの影響による販売の落ち込みに、原材料費の高騰が重なり経営が悪化していました。

佐久間製菓は、前身の会社が明治41年に東京で創業し、「サクマ式ドロップス」の販売を始めました。

商品は赤い缶のパッケージで知られ、アニメ映画「火垂るの墓」にも登場するなど、幅広い世代に親しまれてきました。

会社によりますと、新型コロナの影響で販売が低迷したことや、原材料費の高騰が続く中、商品価格に転嫁できず経営が悪化したことから、来年1月20日に廃業することを決めたということです。

廃業後も会社は存続し、支払いなどに対応するとしています。

会社では去年9月期の決算で、最終的な損益が年間で1億5000万円余りの赤字を計上していました。
一方、名前が似ていて緑色の缶で「サクマドロップス」を製造・販売する「サクマ製菓」は別の会社で、これまでどおり営業を続けるとしています。