防衛力の抜本的強化へ 省庁横断型の協議会設置へ調整 政府

防衛力の抜本的な強化に向けて、政府は、自衛隊が利用できる空港や港湾の整備を進めるとともに、AI=人工知能やサイバーなどの研究開発を安全保障分野に活用していくため、省庁横断型の協議会を設置する方向で調整に入りました。

防衛力の抜本的な強化に向けて、政府の有識者会議は、有事に備えた公共インフラの整備や研究開発の在り方について議論を進めていて、岸田総理大臣は、10月の会合で省庁間の縦割りを打破する具体的な仕組みの検討を指示しました。

これを受け政府は、防衛省と関係省庁が参加する省庁横断型の協議会を設置する方向で調整に入り、中国が海洋進出を強めていることを念頭に南西諸島で、自衛隊が利用できる空港や港湾の整備などを検討したい考えです。

また、協議会では、AI=人工知能やサイバーなどの研究開発を安全保障分野に活用していくことについても議論することを想定しています。

一方、政府は「国家安全保障戦略」などの改定に合わせて、サイバー攻撃への対応を強化するため、司令塔機能を担う組織を内閣官房に新たに設置することも検討しています。