「宇都宮餃子祭り」3年ぶり 200円に値上げも数増やすなど対応

ギョーザの街として知られる宇都宮市の人気イベント「宇都宮餃子祭り」が3年ぶりに開催され、大勢の人たちでにぎわっています。

「宇都宮餃子祭り」は、さまざまな店の自慢のギョーザを食べ比べることができ、例年、多くの観光客などが訪れる人気のイベントですが、去年までは新型コロナの影響で中止が続いていました。

感染対策をとって3年ぶりの開催となったことしは、市の中心部にある公園に設けられた会場に地元の28の店が出店し、午前中から大勢の人たちでにぎわっています。

「餃子祭り」では、これまで各店舗が一律1皿100円で提供していましたが、今回は原材料費などの高騰の影響で1皿200円に値上げされました。

ただ、店ごとに1皿当たりのギョーザの数を増やすなどの対応をしていて、訪れた人たちは、好みの店で買い求めたあと、家族や友人などと一緒に焼きたての味を楽しんでいました。

家族と訪れた地元の女性は「2年前に引っ越してきたので、初めての『餃子祭り』ですが、子どもたちが好きなギョーザを外で気持ちよく食べてくれているので、来てよかったです」と話していました。

「宇都宮餃子祭り」は、5日は午後5時までで、6日も開かれます。