容疑者に捜索や逮捕予定漏らした疑い 警部補を書類送検 警視庁

警視庁新宿警察署の44歳の警部補が、大麻所持の疑いで捜査していた容疑者に自宅の捜索や逮捕の予定が分かる情報を漏らしたとして、地方公務員法違反の疑いで書類送検されました。

警視庁によりますと、新宿警察署の44歳の警部補は、ことし4月中旬から5月中旬にかけて、大麻所持の疑いで捜査していた30代の容疑者に、「自宅の中を確認する」とか「自宅にいるように」などと電話で伝えて、自宅の捜索や逮捕の予定が分かる情報を漏らしたということです。

警部補は容疑者が不在で捜査が空振りになるのを防ごうと情報を漏らしたということで「手間を省いて要領よく事件を処理することを優先させてしまった」と供述しているということです。

警視庁は、漏えいによる捜査への影響はなかったとしていて、4日に地方公務員法違反の疑いで書類送検しました。

また、警視庁は4日付けで減給の懲戒処分にし、警部補は辞職したということです。

警視庁は「捜査の信用に関わる行為で、より厳正に処分した。業務管理を徹底し再発防止に努める」と話しています。