鈴木財務相「防衛省も自己改革と合理化を」予算増額をけん制

鈴木財務大臣は、政府・与党で議論が進んでいる防衛力の抜本的な強化に関連して「防衛省自身も自己改革と合理化に取り組むべきだ」として、関係する予算の大幅な増額を求める動きをけん制しました。

防衛力の抜本的な強化に向けては、政府の有識者会議や自民・公明両党の協議会などで議論が進んでいます。

これについて鈴木財務大臣は、4日の閣議のあとの記者会見で「防衛費については規模ありきではなく、新たな国家安全保障戦略などを策定し、これらをもとに予算編成をする中で内容、規模、財源を一体的に検討していく方針だ」と述べました。

そのうえで鈴木大臣は「防衛省自身も自己改革と合理化に取り組むこと、国民的な議論を積み上げ、理解と納得を得ることが大変重要だ」と述べ、関連する予算の大幅な増額を求める動きをけん制しました。

また、鈴木大臣は「防衛費は恒常的に必要な経費であり、歳出歳入の両面から検討を進め、安定財源を確保することが重要だ」と述べ、国債の発行に頼ることなくなんらかの財源の確保が不可欠だという認識を重ねて示しました。