岩手県 新型コロナ感染者数で入力漏れ 約1か月間で1113人

岩手県は10月末までのおよそ1か月間に、新型コロナへの感染が確認された合わせて1113人について、国の集計システムへの入力漏れがあったことを明らかにしました。

新型コロナの新規感染者の全数把握は、ことし9月26日から簡略化され、「HER-SYS」と呼ばれる国の集計システムに、医療機関などが年代別の感染者数を入力することになっています。

岩手県では、みずから入力することが困難な36の医療機関については、それぞれの医療機関が県の「陽性者登録センター」にファックスで報告し、センターが代わりに入力する仕組みです。

ところが、10月末までのおよそ1か月間に各医療機関が報告した合わせて1113人について、システムに入力されていなかったということで、岩手県は、この間に発表した感染者数を訂正しました。

保健所から「公表されている感染者数が実態と合わないのではないか」と指摘を受け、県が確認したところ入力漏れが分かったということで、県は「センター側の認識不足だった」と説明しています。

岩手県は入力漏れがあったことを31日に国に報告し、システムへの追加の入力作業を2日中に終えることにしていますが、国が発表する累計の感染者数に反映されるには数日かかる見込みだということです。

岩手県医療政策室の三浦節夫感染症課長は「およそ1か月にわたって入力漏れが生じたことをおわびします。同様の事案が発生しないよう確認作業を行っていきたい」と話していました。