ホンダ カメラ映像だけで自動運転 2030年ごろの実用化目指す

車に搭載されたカメラだけで自動運転を実現しようという技術開発が新たに始まることになりました。ホンダは、早ければ2030年ごろの実用化に向けて、今月、実証実験に乗り出します。

ホンダが実証実験を始めるのは、車に搭載されたカメラの映像から道路や歩行者などの状況をリアルタイムで解析して自動運転を行う技術です。

カメラのほかには、車に搭載するセンサーなどの装置や高精細な地図情報などのインフラ整備を必要とせず、コストも抑えられるのが特徴だとしています。

さらに、車に乗る際などに音声やジェスチャーでAI=人工知能とやりとりができる技術を組み合わせ、車への指示や操作を簡単にできるようにする開発も進めます。

実証実験は茨城県常総市で今月から始まり、会社では早ければ2030年ごろの実用化を目指すとしています。

本田技術研究所の安井裕司エグゼクティブチーフエンジニアは「SF映画で描かれているような賢いモビリティに成長させたいし、2040年や50年には免許を持っていない人にも乗ってもらえるくらいの技術進化になる」と話しています。