サイバー攻撃受けた大阪の病院 影響長期化か 入院患者転院も

「ランサムウエア」と呼ばれるウイルスによるサイバー攻撃を受けた大阪市の「大阪急性期・総合医療センター」は2日も診療のほとんどを停止しています。病院は影響が長期化するおそれがあるとして、入院患者に転院してもらうなどの対応を始めています。

大阪 住吉区の「大阪急性期・総合医療センター」では、先月31日に「ランサムウエア」とよばれる身代金要求型のウイルスによるサイバー攻撃を受け、電子カルテが閲覧できなくなるなどのシステム障害が発生しました。

障害はこれまでのところ復旧しておらず、病院は2日も、通常の外来診療や緊急以外の手術、救急患者の受け入れなど診療のほとんどを停止しています。

病院は影響が長期化するおそれがあるとして、手術のために入院した患者にいったん退院してもらったり、別の病院に転院してもらうため救急車で搬送したりする対応を始めているということです。

一方、4日からは、予定されていた手術については、紙のカルテを作成したうえで、実施する対応もとるということです。

「大阪急性期・総合医療センター」は、「ウイルスの影響が病院のシステムのどこまで及んでいるのか、確認を急いでいるが時間がかかる見通しだ。入院患者が適切な医療が受けられるよう、地域の医療機関の協力を得て対応したい」としています。