維新 吉田豊史衆院議員を除名処分 参院選候補者に1000万円要求

日本維新の会は、参議院選挙に立候補した候補者に1000万円を要求したとして、比例代表北陸信越ブロック選出の吉田豊史衆議院議員を除名処分にしました。

日本維新の会は、ことし7月の参議院選挙に比例代表で立候補した候補者に対し、吉田議員が支援するにあたって1000万円を要求したなどとして、離党を勧告していました。

しかし、吉田氏が「党の認定が間違っており納得できない」などとして、勧告の期限だった10月31日までに離党に応じなかったことから、党は11月1日付けで吉田氏を除名処分にしました。

馬場代表は、党の代議士会で「立候補の意欲のある人に金品を要求することは絶対に許されない。これが前例になると、組織を拡大していく中でトラブル発生のもとになる」と説明し理解を求めました。