秋篠宮ご夫妻 栃木訪問 知的障害のある生徒たちの実習など見学

秋篠宮ご夫妻は、29日から4年ぶりに開催される「全国障害者スポーツ大会」の開会式に出席するため、栃木県を訪問されました。

秋篠宮ご夫妻は28日午後、宇都宮市にある県の特別支援学校、宇都宮青葉高等学園を訪れ、軽度の知的障害のある生徒たちが実習に取り組む様子を見学されました。

生徒たちは介護職などを目指していて、実習では車いすに乗った要介護者役の生徒を抱きかかえ、ベッドに移していました。

秋篠宮さまは「難しいですか」などとことばをかけられていました。
続いて、宇都宮市の県農業大学校を訪れ、3年前に出荷が始まった新品種のイチゴ「とちあいか」のハウス栽培を視察されました。

県農業大学校の大橋隆主任教授(53)は「秋篠宮さまは育成の経過について非常に興味を持ち、特に品種の交配について質問をされていました。紀子さまは『とちあいか』を写真に撮られていました」と話していました。

栃木県では4年ぶりに開催される「全国障害者スポーツ大会」が29日から始まり、ご夫妻は、宇都宮市のスタジアムで行われる開会式に出席するほか、一部の競技をご覧になります。