具体的には去年の同じ月と比べて
▽「外食のハンバーガー」が18.3%、
▽「あんパン」が17.1%、
▽「チョコレート」が10.8%、
▽「輸入品の豚肉」が7.4%、
▽「ビール」が7%、
上昇しました。
このほか、
▽「ガス代」が28.8%、
▽「電気代」が26.9%、
上がりました。
また
▽「携帯電話機」が16.5%、
▽「ルームエアコン」が12.2%の
上昇となっています。
総務省は「10月は『値上げラッシュ』があり、消費税率引き上げの影響を除くと、およそ40年ぶりとなった上昇率にその影響があらわれている」としています。
東京23区の指数は全国の指数に先立って公表されるため、先行指標として注目されています。
10月の全国の指数は11月18日に発表されます。
東京23区 10月の消費者物価指数 3.4%上昇 約40年ぶりの高水準
東京23区の10月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月と比べて3.4%上昇しました。3.4%の上昇となるのは33年ぶり、消費税率引き上げの影響を除くと1982年6月以来、40年4か月ぶりの高い水準となります。
総務省によりますと10月中旬時点の速報値で、東京23区の生鮮食品を除いた消費者物価指数は去年10月の99.8から103.2に上昇しました。
主な要因は、原材料価格の上昇に加えて急速な円安の影響が重なった食料品の「値上げラッシュ」で、「生鮮食品を除く食料」は去年の同じ月を5.9%上回りました。
