被害者の男性によりますと、6年前から趣味でメダカを飼い始め、最近では、鮮やかなオレンジ色をした「楊貴妃」や黒い体が特徴の「オロチ」など、10種類以上の品種を飼育していたというこです。
今回、盗まれたメダカはことしの夏に生まれたものばかりで、男性によりますと、少なくとも300匹が盗まれ、被害額はおよそ40万円にのぼるということです。
届け出を受けた警察が、窃盗事件として捜査しています。
被害者の男性は「地域の子どもたちに見て楽しんでもらいたいという思いで外に出していたのにとても残念です。盗んだ人は反省してほしい」と話していました。

メダカ300匹以上盗まれる 犯行の一部始終が防犯カメラに 神戸
神戸市で屋外で飼われていたメダカ、300匹以上が盗まれる被害がありました。犯行の一部始終が防犯カメラに捉えられていて、警察は窃盗事件として捜査しています。
警察などによりますと今月23日の朝、神戸市兵庫区にある会社の事務所で、屋外に置いていた水槽からメダカがいなくなっていることに会社の代表の男性が気付き、警察に通報しました。
事務所の周囲に設置された防犯カメラの映像では、前日の22日午後11時すぎ、半袖に半ズボン、サンダル姿の人物が水槽に近づいています。
そして、懐中電灯のようなものでメダカの入った水槽を照らしながら、網で何度もすくい、地面に置いたバケツに移すような姿が捉えられています。
その後、乗ってきた自転車で走り去ったとみられています。

メダカ盗まれる被害が相次ぐ

神戸市兵庫区にあるメダカの販売や養殖を手がける専門店によりますと、メダカは比較的小さな水槽でも飼育することが可能で、特別な装置なども必要ないということで、コロナ禍で自宅で過ごす時間が増える中、手軽に飼育できる観賞魚として買い求めている人が増えているということです。
また、インターネットのオークションサイトでは、人気が高い品種はオスとメスのペアで2000円程度で取り引きされているケースが多く、珍しい品種では100万円以上の値段がつくこともあるということです。
専門店の林雅弘代表は「購入客の中にも盗難の被害にあったという人が何人かいました。こうした話を聞くと残念な気持ちになります」と話していました。
兵庫県内では屋外などで飼育しているメダカが盗まれる被害が相次いでいて、兵庫県警察本部によりますと、ことし1月から今月22日までに、少なくとも23件の被害が確認されているということです。
警察は高値で取り引きされることもあるメダカをねらった窃盗事件として捜査するとともに、屋外で飼育する場合は水槽に鍵をつけたり、目立つ場所に防犯カメラを設置したりするなど、対策をとるよう呼びかけています。
また、インターネットのオークションサイトでは、人気が高い品種はオスとメスのペアで2000円程度で取り引きされているケースが多く、珍しい品種では100万円以上の値段がつくこともあるということです。
専門店の林雅弘代表は「購入客の中にも盗難の被害にあったという人が何人かいました。こうした話を聞くと残念な気持ちになります」と話していました。
兵庫県内では屋外などで飼育しているメダカが盗まれる被害が相次いでいて、兵庫県警察本部によりますと、ことし1月から今月22日までに、少なくとも23件の被害が確認されているということです。
警察は高値で取り引きされることもあるメダカをねらった窃盗事件として捜査するとともに、屋外で飼育する場合は水槽に鍵をつけたり、目立つ場所に防犯カメラを設置したりするなど、対策をとるよう呼びかけています。