中国 世論統制担当 共産党中央宣伝部トップに習主席の元部下

中国で世論統制などを担当する共産党中央宣伝部のトップに、習近平国家主席が幹部養成機関の責任者だった時の部下で、関係が深いとされる李書磊氏が就任したことが分かり、習主席の権威を高める活動が一層強化されるとみられます。

国営の中国中央テレビは26日、全人代=全国人民代表大会の常務委員会に李書磊氏が、国内の世論統制などを担当する共産党中央宣伝部トップの部長として出席したと伝えました。

李氏はこれまで中央宣伝部の副部長を務めていましたが、今月23日に開かれた党の重要会議でトップ24人の政治局委員に抜てきされました。

現在58歳の李氏は名門、北京大学に14歳で入学し、「北京大学の神童」と呼ばれました。

その後、党の幹部を養成する「中央党校」の教授などとしてキャリアを重ね、習近平国家主席が「中央党校」の校長を務めていた2009年に副校長に昇格しました。

李氏は、習主席との関係が深いとされ、中央宣伝部のトップとして習主席の権威を高める活動を一層強化していくとみられます。