ジュネーブ国際音楽コンクール作曲部門 中橋祐紀さんが2位入賞

若手音楽家の登竜門として知られる、スイスの「ジュネーブ国際音楽コンクール」の作曲部門で、富山県出身の中橋祐紀さん(27)が2位に入賞しました。

ことしで76回目となる「ジュネーブ国際音楽コンクール」は26日夜、作曲部門の最終選考が行われました。

37か国、97人の参加者の中から最終選考に残ったのは、富山県出身の中橋祐紀さんのほか、ハンガリーと韓国の作曲家の3人で、3人の作品は、それぞれ混声の合唱によって披露されました。

中橋さんの作品は、聖書に登場する物語がテーマで、男女6人の歌い手が、波の音や動物の鳴き声などを独特な技法の発声と息づかいで表現しました。およそ15分間の曲が終わると、観客から大きな拍手が送られました。

そして審査の結果、韓国の男性の作曲家が優勝し、中橋さんは2位に入賞しました。

中橋さんは、NHKのインタビューに対し「自由な曲作りという自分の個性を出した作品が受け入れられ、結果に満足しています。音楽家として一段と成長できる機会となりそうです」と話していました。

中橋さんは、富山県小矢部市出身で、幼いころから市内のピアノ教室に通ったあと、高校で作曲活動をはじめ、東京藝術大学に進学しました。

現在は、フランスのパリ国立高等音楽院に在籍しています。