NY メトロポリタン歌劇場など マスク着用義務を撤廃

アメリカ ニューヨークでは、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたことなどを受け、24日から世界有数のメトロポリタン歌劇場などでマスクの着用義務が撤廃されました。

新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたとして、ニューヨーク市はことし3月、レストランや劇場などでのワクチンの接種証明の提示や、公共施設の屋内でのマスク着用について義務化を撤廃し、多くの施設が対応を緩和しましたが、一部の劇場では、その後も独自に接種証明の提示やマスクの着用義務を続けてきました。

こうした中、24日、ワクチンの接種が進んだことなどを受けて、世界有数のオペラハウス、メトロポリタン歌劇場や、「音楽の殿堂」とされるカーネギーホールなどでマスクの着用義務が撤廃されました。

このうちメトロポリタン歌劇場では、マスクをせずに劇場に入る人の姿が多くみられ、この日から再開した劇場内のバーでは、訪れた人たちがマスクを外して会話を楽しんでいました。
劇場をよく訪れるという女性は「ワクチンの接種証明を見せたりマスクをしたりしなくてよくなったので、足を運びやすくなりました」と話していました。