「蒲蒲線」整備へ第三セクター設立 蒲田周辺私鉄2駅結ぶ新路線

東京 大田区は、蒲田周辺にある私鉄の2つの駅を結ぶ新しい鉄道路線、通称「蒲蒲線」の整備に向け、鉄道事業者とともに事業を担う第三セクターを設立しました。東京 大田区の蒲田周辺には、JRの「蒲田駅」のほか、東急の「蒲田駅」とおよそ800メートル離れた場所に京浜急行の「京急蒲田駅」があります。

大田区は、このうち東急と京急の駅を結ぶ通称「蒲蒲線」の整備を目指していて、事業を担う第三セクター「羽田エアポートライン」を東急電鉄とともに今月14日に設立しました。

第三セクターには大田区が1億8000万円、東急電鉄が1億1500万円を出資していて、今後、鉄道事業を行うための認可の取得や環境アセスメントなどの手続きを進めるということです。

区によりますと、手続きにはおよそ3年かかり、その後、工事を始めてから開業までは、おおむね10年程度かかると見込まれています。

「蒲蒲線」の整備が実現すれば、東京メトロ副都心線などとの相互直通運転を行うことで、渋谷や新宿、それに埼玉県を含めた首都圏北西部の羽田空港へのアクセスが向上すると期待されています。

大田区の松原忠義区長は「長年の悲願である新路線の実現に向けて大きな前進だ。沿線の街づくりにも取り組んでいきたい」と話していました。