新型コロナワクチンの接種間隔短縮で官房長官「年内に接種を」

新型コロナワクチンの接種間隔が21日から短縮されたことを踏まえ、松野官房長官は年内にオミクロン株対応のワクチンを接種するとともに、同時流行が懸念されるインフルエンザのワクチンとの同時接種も検討するよう呼びかけました。

新型コロナのオミクロン株に対応したワクチンで行われている3回目以降の接種について、これまで少なくとも5か月と定められていた接種間隔が、21日から少なくとも3か月に短縮されました。

ワクチン接種を担当する松野官房長官は記者会見で「これにより、先月までに従来型ワクチンの4回目接種を受けた高齢者なども、年内にオミクロン株対応ワクチンの接種を受けることができる」と述べました。

そのうえで「毎年新型コロナは年末年始に感染が拡大していて、ことしはインフルエンザとの同時流行も懸念されている。年末年始は帰省や受験など多くの方にとって大切な時期なので、年内のできるだけ早い時期のワクチン接種をお願いしたい。インフルエンザワクチンとの同時接種も可能なので検討してほしい」と呼びかけました。