東京都 新型コロナ 4人死亡 3489人感染確認 前週比849人減

厚生労働省は20日、都内で新たに3489人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の木曜日より849人減りました。
また、人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は2人増えて11人でした。
一方、感染が確認された4人が死亡しました。

都内の新規感染者数11週間ぶりに増加

東京都内で新型コロナの新規感染者数の7日間平均が11週間ぶりに増加し、専門家はインフルエンザとの同時流行に備え、基本的な対策の徹底とワクチンの早期接種が必要だとしています。

都は20日、都内の新型コロナの感染状況と医療提供体制について、専門家による分析結果を公表しました。

それによりますと、新規感染者数の7日間平均は、19日時点で3396.7人で前の週に比べて669人増え、11週間ぶりに増加しました。

また、減少傾向が続いていた入院患者数は19日時点で1100人で、1週間前と比べて9人増えました。

専門家は「ほぼ横ばい」だと分析しています。

感染状況と医療提供体制の4段階ある警戒レベルは、いずれも上から3番目を維持しました。

専門家は「基本的な感染防止対策の徹底が必要だ。コロナとインフルエンザの同時流行に備え、それぞれのワクチンの早期接種を呼びかける必要がある」としています。