仲本さんは18日、横浜市西区浅間町の交差点で道路を歩いて横断中にワゴン車にはねられ、頭を強く打って入院していましたが、所属事務所によりますと、19日午後10時20分すぎに亡くなったということです。
現場の交差点には、朝から、近所の人やファンだった人たちが訪れ、花を手向けたり、手を合わせたりしていました。

仲本工事さん死去 事故現場にファンなどが花 ネットにも悼む声
交通事故で入院していた「ザ・ドリフターズ」のメンバー、仲本工事さんが19日夜、亡くなったことを受けて、事故の現場では花を手向けて手を合わせる人の姿が見られました。


40代の男性は「ドリフを見て育った世代で、まさかここで事故に遭われるとはと思いました。感謝の気持ちで花を供えました。ゆっくり休んでいただきたいと思います」と話していました。
娘を連れて現場を訪れた50代の男性は「お笑いや娯楽が今より少ない時代にヒーローのような存在でした。まだまだ活躍してくれると思っていました。とても残念です」と話していました。
近くに住む50代の男性は「よくドリフのコントを見ていたので残念です。仲本さんは体操が上手な印象でした。自分にも高齢の両親がいるので気をつけてもらいたいと思いました」と話していました。
また、店のすぐ近くに住む80歳の男性は「仲本さんが近くでよく買い物をしていてお話しをしたこともありました。コロナでお仕事が大変だという話もされていました。年齢が近く、気さくな方だったのでびっくりしています。安らかにお眠りくださいとしか言えないです」と話していました。
近くに住む70代の女性は「娘が子どものころテレビにかじりついて見ていました。元気もくれたし、何も考えずに無邪気に笑えた印象です。びっくりしましたし、残念です」と話していました。
娘を連れて現場を訪れた50代の男性は「お笑いや娯楽が今より少ない時代にヒーローのような存在でした。まだまだ活躍してくれると思っていました。とても残念です」と話していました。
近くに住む50代の男性は「よくドリフのコントを見ていたので残念です。仲本さんは体操が上手な印象でした。自分にも高齢の両親がいるので気をつけてもらいたいと思いました」と話していました。
また、店のすぐ近くに住む80歳の男性は「仲本さんが近くでよく買い物をしていてお話しをしたこともありました。コロナでお仕事が大変だという話もされていました。年齢が近く、気さくな方だったのでびっくりしています。安らかにお眠りくださいとしか言えないです」と話していました。
近くに住む70代の女性は「娘が子どものころテレビにかじりついて見ていました。元気もくれたし、何も考えずに無邪気に笑えた印象です。びっくりしましたし、残念です」と話していました。
仲本さん夫婦の飲食店周辺 手を合わせる人の姿
仲本工事さん夫婦が営業する東京 目黒区の飲食店の周辺では、仲本さんの突然の訃報に手を合わせる人の姿が見られました。
仲本さんは夫婦で、東京 目黒区で飲食店を営業していて、時間があるときは仲本さん自身が店で接客をしていたということです。
仲本さんの死を知って、手を合わせに来たという58歳の男性は「ドリフ世代で小学校の頃にザ・ドリフターズを見て育ちました。お店にも行きたいと思っていましたが、コロナで行けないままだったのでショックです。仲本さんをお見かけして話しかけたことがありましたが、気さくで明るくて、店の前を通ったときに、お客さんに声をかけている姿を見たことを覚えています。今まで夢を与えていただいてありがとうと伝えたいです」と話していました。
仲本さんは夫婦で、東京 目黒区で飲食店を営業していて、時間があるときは仲本さん自身が店で接客をしていたということです。
仲本さんの死を知って、手を合わせに来たという58歳の男性は「ドリフ世代で小学校の頃にザ・ドリフターズを見て育ちました。お店にも行きたいと思っていましたが、コロナで行けないままだったのでショックです。仲本さんをお見かけして話しかけたことがありましたが、気さくで明るくて、店の前を通ったときに、お客さんに声をかけている姿を見たことを覚えています。今まで夢を与えていただいてありがとうと伝えたいです」と話していました。
SNSなどに死を悼む声 相次ぐ
仲本工事さんが亡くなったことについて、SNSなどインターネット上には著名人から死を悼む声が相次いで寄せられています。
松本人志さん「お笑いの人の哀しい終わりはキツイ」
「ダウンタウン」の松本人志さんは、ツイッターで「お笑いの人の哀しい終わりはキツイです。ご冥福をお祈りします」と投稿しています。
田村淳さん「優しく包み込んでくれる先輩」
お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんは、「いつもTwitterで優しく声をかけて頂いてありがとうございました。優しく包み込んでくれる先輩がいてとても心強かったです。御冥福をお祈りします」などと投稿しました。
ダイアモンド☆ユカイさん「沢山の夢を有り難う」
歌手のダイアモンド☆※ユカイさんは、「小学生の時はいつもドリフターズの真似をして憧れていました。子供心に工事さんの体操はカッコイイと思ってました。沢山の夢を有り難う。ご冥福をお祈りします」としています。
※「☆」は、「△」「▽」を重ねた「六芒星」。
※「☆」は、「△」「▽」を重ねた「六芒星」。
川崎麻世さん「優しい笑顔が忘れられない」
タレントの川崎麻世さんは「また偉大な先輩が一人お亡くなりになった。舞台やドラマでもご一緒して、プライベートでも飲んで下さり、2014年の3月のバースデーにはご夫妻でお祝いに来てくださった。あの頃の仲本さんの優しい笑顔が忘れられない。ご冥福をお祈りします」などとしています。
小柳ルミ子さん「長さんに叱られるよ」
歌手の小柳ルミ子さんは、本人の公式ブログで「ショックです一命を取り留めて…と祈っていたのに『お前まだ来るの早いよ!』って長さんに叱られるよ工ちゃんゆっくりおやすみ下さい心よりご冥福をお祈りいたします」などと追悼のコメントを掲載しています。
ももいろクローバーZ「突然のお別れになってしまい寂しい」
インターネット番組で、仲本工事さんと毎月、共演していた人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が公式サイトでコメントを発表しました。
「ももいろクローバーZ」は、毎月1回、生配信しているインターネット番組で仲本さんをはじめとする「ザ・ドリフターズ」のメンバーと共にレギュラー出演しています。
仲本さんが亡くなったことについて「ももいろクローバーZ」が公式サイトにコメントを掲載しました。
コメントは次のとおりです。
「突然のお別れになってしまいとても寂しい気持ちでいっぱいです。仲本さんとは毎月番組でお会いしていて、いつも優しい笑顔と声で場を包み込んでくださいました。お仕事をご一緒できたこと、近くでたくさん学ばせていただけたこと本当に感謝しています。これからもその優しい笑顔で温かく見守っていてください。ありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます」。
「ももいろクローバーZ」は、毎月1回、生配信しているインターネット番組で仲本さんをはじめとする「ザ・ドリフターズ」のメンバーと共にレギュラー出演しています。
仲本さんが亡くなったことについて「ももいろクローバーZ」が公式サイトにコメントを掲載しました。
コメントは次のとおりです。
「突然のお別れになってしまいとても寂しい気持ちでいっぱいです。仲本さんとは毎月番組でお会いしていて、いつも優しい笑顔と声で場を包み込んでくださいました。お仕事をご一緒できたこと、近くでたくさん学ばせていただけたこと本当に感謝しています。これからもその優しい笑顔で温かく見守っていてください。ありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます」。
中山秀征さん「残念です、本当に残念でなりません」
親交のあったタレントの中山秀征さんは「残念です、本当に残念でなりません。ご自宅におじゃまして一緒にお食事をさせていただいた事がとても懐かしいです。ドリフターズのメンバーがまた天国に行かれました。日本を代表するエンターテイナー、ミュージシャンとしても抜群でした。ありがとうございました。『はい、ポーズ』最後はビシッと決めて下さい。子供の頃から大好きでした。ご冥福をお祈り申し上げます」などのコメントを出しました。
仲本さん出演予定の舞台 製作実行委「寂しい気持ちでいっぱい」

亡くなった仲本工事さんは、11月17日から東京都内で上演される「舞台『日本昔ばなし』」に出演する予定でした。
舞台の関係者によりますと、仲本さんは「貧乏神と福の神」の貧乏神役を演じる予定だったということで、10月7日の制作発表会見では作品への意気込みを笑顔で語っていたということです。
製作実行委員会は「ご逝去の知らせを受け、残されたキャスト・スタッフ一同、突然の悲しいお知らせに愕然といたすとともに、とても寂しい気持ちでいっぱいです。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」などとコメントを出しました。
対応については今後、協議するとしています。
舞台の関係者によりますと、仲本さんは「貧乏神と福の神」の貧乏神役を演じる予定だったということで、10月7日の制作発表会見では作品への意気込みを笑顔で語っていたということです。
製作実行委員会は「ご逝去の知らせを受け、残されたキャスト・スタッフ一同、突然の悲しいお知らせに愕然といたすとともに、とても寂しい気持ちでいっぱいです。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします」などとコメントを出しました。
対応については今後、協議するとしています。
加藤茶さんと高木ブーさんのコメントは後日

「ザ・ドリフターズ」の加藤茶さんと高木ブーさんについて所属事務所は、「2人はかなりショックを受けているため、コメントを出せる状況にありません」として、近くウェブサイトを通じて2人のコメントを発表したいとしています。
専門家「ドリフのチームワークの笑い支えた」

近代演劇の研究家で、ザ・ドリフターズを分析した著書もある笹山敬輔さんは、仲本さんとザ・ドリフターズについて「ドリフは子ども向けの笑いだとよく言われるが、メンバーは『子ども向けにやっていたつもりはなかった』と話している。高度経済成長期の日本で、普遍的な笑いがあるという信念を持って、子どもからお年寄りまで年齢や階層、地域を超えて多くの人に笑いを提供してきたのがドリフだった。今でも当時のコントの総集編がテレビのゴールデンタイムで放送されるなど、地域や時代を超える、まれな存在だ」と指摘しました。
そのうえで、仲本さんが果たした役割について「ドリフの音楽ギャグの譜面は仲本さんが書いていて、本人もドリフの音楽担当だと話していた。また、元体操選手で非常に運動神経がいいので、ドリフのコントの特徴となっている大きなリアクションという部分でもドリフの笑いを支えていた。加藤茶さんや志村けんさんにスポットライトが当たりがちだが、仲本さんの存在がドリフのチームワークの笑いを支えていたのではないか」と分析しました。
笹山さんは4年前、仲本さんに直接、インタビューしたことがあるということで、当時のことについて、「印象的だったのは仲本さんが話していた『人生はやりたいことができなくなった時が出発点だと思う』ということばだ。仲本さん自身、音楽がやりたくてドリフに入ったが、活動がコント中心になってやりたいことができなくなった。それでも、その後、コントの中で自分の役割を見つけて存在感を発揮していた。仲本さんのこのことばは、お笑いや舞台をやる人だけでなく、みんなに当てはまることだと感じている」と話していました。
そのうえで、仲本さんが果たした役割について「ドリフの音楽ギャグの譜面は仲本さんが書いていて、本人もドリフの音楽担当だと話していた。また、元体操選手で非常に運動神経がいいので、ドリフのコントの特徴となっている大きなリアクションという部分でもドリフの笑いを支えていた。加藤茶さんや志村けんさんにスポットライトが当たりがちだが、仲本さんの存在がドリフのチームワークの笑いを支えていたのではないか」と分析しました。
笹山さんは4年前、仲本さんに直接、インタビューしたことがあるということで、当時のことについて、「印象的だったのは仲本さんが話していた『人生はやりたいことができなくなった時が出発点だと思う』ということばだ。仲本さん自身、音楽がやりたくてドリフに入ったが、活動がコント中心になってやりたいことができなくなった。それでも、その後、コントの中で自分の役割を見つけて存在感を発揮していた。仲本さんのこのことばは、お笑いや舞台をやる人だけでなく、みんなに当てはまることだと感じている」と話していました。
仲本さん最後の投稿「楽しかったなァ」
仲本工事さんは今月14日、おととし亡くなった志村けんさんに関するイベントに出席し、その際の写真をツイッターに投稿していました。
仲本さんは、高木ブーさんと「バカ殿様」姿の志村さんの人形と一緒に撮った写真とともに、「『志村けんの大爆笑展』にブーたんと行ってきました。笑顔も二倍です。楽しかったなァ。志村も喜んでくれたかな」などと書き添えていました。
これが、仲本さんの最後の投稿でした。
仲本さんは、高木ブーさんと「バカ殿様」姿の志村さんの人形と一緒に撮った写真とともに、「『志村けんの大爆笑展』にブーたんと行ってきました。笑顔も二倍です。楽しかったなァ。志村も喜んでくれたかな」などと書き添えていました。
これが、仲本さんの最後の投稿でした。