米 バイデン政権 ガソリン価格抑えるため石油備蓄 放出へ

アメリカのバイデン政権は、ガソリン価格を抑えるため、1500万バレルの石油備蓄の放出を行うと明らかにしました。主な産油国でつくる「OPECプラス」が原油の大幅な減産を決める中、必要があればさらなる大規模な放出も検討するとしています。

アメリカのバイデン政権は18日、1500万バレルの石油備蓄の放出を、ことし12月に行うと明らかにしました。

これは、アメリカ政府が、ことし春に発表した過去最大規模となる1億8000万バレルの石油備蓄の放出枠のうち、最後の実施分になるとしています。

これについてホワイトハウスは「ガソリン価格の高騰に対して、バイデン大統領はできることは何でもやる」としていて、ガソリン価格を抑えるため、必要があれば、さらなる大規模な放出も検討するとしています。

サウジアラビアやロシアなどの主な産油国でつくる「OPECプラス」は今月、一日当たり200万バレルの原油の大幅な減産を決め、アメリカ政府は、ガソリン価格の高騰につながりかねないと反発していました。

バイデン政権としては、来月の中間選挙を控え、物価高に歯止めをかけるねらいもあるとみられますが、原油の大幅な減産を受けて、石油備蓄の放出の措置が、ガソリン価格の抑制にどの程度、効果があるかは不透明です。